牛深商工会議所「 ハイヤのふるさと牛深会 」 事務局
  • お歳暮・お正月用 鯛・鰤

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ハイヤのふるさと牛深会では地場特産品のPRのため、7月と12月のふるさと便の他、毎年年末にお正月用として「天草さくら鯛」と「天草ブリ」の全国発送を行っています。
「天草さくら鯛」と「天草ブリ」は牛深の海で育った養殖魚ですが、天草の海は真珠の最終仕上げの場として「水が良い」ことでも知られています。その上、日本でも有数の潮の干満差が大きい海域です。 この干満の差が生み出す速い潮流にもまれ、身が引き締まり、程よく脂がのった「天草さくら鯛」「天草ブリ」を是非ご堪能下さい。

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「年取り魚」

ブリのお刺身

昔から日本では、新年を迎える準備として、大晦日に最高のごちそうを用意し、「年取り」と呼ぶ風習がありました。昔は年齢の計算はお正月が規準で、だれでもお正月に一歳年をとるという数え方をしたので新年を迎えることは「年をとること」でした。海に囲まれた日本で“最高のごちそう”といったらやっぱり「 魚 」その際に食膳に上るのが「年取り魚(としとりざかな)」です。

名前が「めでたい」に通じることから、縁起のいい魚とされるタイ。尾頭つきのタイは、祝いの席には欠かせません。タイがなぜ「おめでたい(=おめでタイ)」のかということには諸説ありますが、赤い色が縁起がいい、上品な味、希少価値がある、というのも理由だと言われています。昔は将軍もその赤い色から、縁起物として食べていました。遺跡からタイの骨が発掘される事もあり、古来より日本では馴染み深い魚であった事がわかります。味が日本人にぴったりだったこともあるようです。

ブリも人気があり、特に西日本では「年取り魚」の定番になっています。大型で豪華なのに加え、塩漬けによる長期保存と遠路輸送が可能だったことから、海から遠い内陸でも「年取り魚」として親しまれたと考えられます。
現在のような冷蔵・冷凍設備や輸送手段が発達する前、魚は多くが保存のきく塩漬けや干物などに加工され、行商人が徒歩や自転車で売り歩ける範囲内での運搬に限られた為、海岸に近い漁村地域や流通網が発達した都市部などを除いては、日常の食事は穀物や野菜が中心で、魚は加工品でもめったに口にすることはできませんでした。

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